【社員インタビュー】部品検査員だった私が踏み出した一歩はここに繋がっていた ─ フォトグラファー山田響子
みなさまこんにちは。いかがお過ごしですか?
株式会社フェリスから、弊社を検討くださるみなさまに向けて、
社員インタビューを随時お届けしていくことになりました。
第1回のインタビューは、エンレースのチーフフォトグラファー山田響子。
キャリアの第一歩は工場の部品検査員だったという彼女が、
フォトグラファーという道を見出すまで、そしてその道をどう歩いているのか、
フォトグラファーの仕事の魅力や、彼女の写真に懸ける思い、転職について話を聞きました。
フォトグラファー職種に興味のある方、中途採用に挑戦しようとしている方に
ぜひご覧いただきたい内容です。
それでは、どうぞ。
山田響子
入社:2014年11月 (入社9年目)
雇用:中途採用 / 正社員採用
前職:工場(部品検査員) → ドレスコーディネーター
役職:チーフフォトグラファー / プロモーションメンバー / 和装コーディネーター
01.フォトグラファーになろうと思ったきっかけを教えてください
「フォトグラファーやってみない?」との声に「それもいいかな…」と
前職がドレスコーディネーターだったこともあって、入社時も同じ職種を志望していたんですが、入社してから、「フォトグラファー」という選択肢をいただいたんです。
元々写真は詳しくなかったですし、カメラを持ったこともありませんでしたが、絵を描いたり何か作ったりということは好きだったんですよ。
前職でもそういった撮影の現場に関わることは多少ありましたし、写真にも興味はあったので、ちょっとやってみたいなと思い、「では、ぜひ」ということでフォトグラファーになりました。
02.フォトグラファーになってみて実際にどうでしたか?
プレッシャーはもちろんあるけれど、自分の世界観・表現の幅を広げるきっかけをもらえる仕事だった
正直に言えば、最初は怖かったです。
10年以上の経験を持つ先輩フォトグラファー2人とぺーぺーの新人の私、という状態からくるプレッシャーもありましたし、そのお客様にとってその瞬間は一瞬しかないので、「それを逃さず写真におさめなければ」という責任を重く感じていました。
ただ、お客様が喜んでくださる姿を直接見られることはとても嬉しくて。
日々、移り変わるトレンドについて勉強もしますし、撮影の度に「このお客様はこういう雰囲気だからこう撮ろう」とゴールを設定して、そこに到達するための工夫を繰り返しているんです。
思い通りにいかないことも多いですし、考え出す苦しさもありますが、お客様と向き合うことで、自分の世界観や表現の幅が広がっていくきっかけをたくさんもらうことができました。
03.フォトグラファーってどんな職業ですか?
フォトグラファーは「その方をその方らしく写せる」「その方だって分かる写真を残せる」人のこと
まず、エンレースの一スタッフとしてすごくやりがいを感じるのは、お客様の人生の節目や大切な記念に立ち会ってかかわらせていただけること。
そして「瞬間を切り取る」というのが私たちフォトグラファーの仕事ですが、そのためには、ただシャッターを切るというのではなくて、お客様のことを知ること、近づいてみることが必要なんです。
お話をする中で、そのお客様とご家族、ご友人とのかかわり方を感じられますし、そうして感じたことを写真の中に表現できる、つまり「その方をその方らしく写せる」「その方だって分かる写真を残せる」のがフォトグラファーだと思います。
04.フォトグラファーの仕事をする上で大切にしていることは?
お客様がいい顔で写っている、お客様が欲しいカットを撮れることは大前提で、
それだけではなくて、「今日なんかいい時間だったな」って思って帰ってもらいたいんです
お客様がいい顔で写っている、お客様が欲しいものを撮れることは大前提として…、
写真でいえば、「こういうのもきっと好きですよね」っていうものをお渡ししたいですし、接客面では、そのお客様にあった心地いい撮影空間を作ることを大切にしています。例えば、その方の雰囲気やお人柄に、声掛けやポーズを合わせることを意識します。
お客様によっては、踏み込んでほしくないという方もいるので、その方のスタンスに合わせて撮ることも大事なことです。
主役はお客様なので、私たちがコントロールするのではなく、お客様らしさを引き出せたらいいな、「今日なんかいい時間だったな」って思って帰ってもらえたらいいなと思っています。
05.エンレースらしい写真を撮るために意識していることは?
自然体を写すために、お客様を感じて表現すること
エンレースは…
お客様のお人柄や、どんな人生を送っているのかを写すことを目指していると思うんですよ。
そしてそのためには、その方がどんな人生を過ごしてきたのか、一緒に写っている方はどれだけ大切な方なのか、そういうことを感じ取ってからじゃないと、本当のお客様は写せないんじゃないかという意識もあります。こちらが撮りたい写真を撮るというのではなく、その方の自然体を写すために「空気感を感じ取りたい」と思っているので、普段から様々なことに対して「感じること」を大切にしています。
加えて、エンレースにはいろんなフォトグラファーがいて、いろんな表現があるんですよね。一概に「エンレースらしい」って言うのは難しいんですが、いろんな表現ができるフォトグラファーがいる!っていうのがエンレースなんだと思います。
06.今後実現したい夢について教えてください。
常に、新しい山田、新しい写真をお届けできる自分でありたい
本当は夢があった方が向上心にも繋がるはず、とは思うんですが、「自分がどうこうなりたい!」という気持ちはあんまりないんです。トレンドを追っていかなきゃいけないとか、もっとこういう撮り方できるようになったらいいなっていうのはありますが…。
でも、そうですね、フォトグラファーとして私を指名をしてくださるお客様も何名かいらっしゃるので、
期待をして来てくださるお客様に対して、「常に新しい山田」「新しい写真」をお届けできるようにしていきたいです。リピーターのお客様にも新鮮さを味わってもらえるように。そういう成長の仕方をしたいですね。
07.退職や、中途採用を視野に入れている方に向けてメッセージを
一歩踏み出せば新しい道に出会うことができるはず。やりたいことをあきらめないでほしい!
中途採用をハンデだと思っている方が意外と多い気がしますが、それは違うと思うんです。社会人としてやってきた実績や基礎があるからこそ、一歩踏み出したあとは、やってみたいことを突き詰めていけばいいだけなんですよね。
私の最初のキャリアは部品検査員で、工場で顕微鏡を使って寸法を測る等の仕事をしていたんですが、その時に「もっとできることがあるはず。自分を変えたい!」と転職を決意しました。何社も何社も落ちましたが、自分が信念をもってやろうって思っているものを曲げずに就職活動を続けられたことで、視野も広がりましたし、おかげでとても楽しい今があるので、同じ思いを抱いている方には、今やりたいと思っているものをあきらめないでほしいと思います。
また、以前の私は自分のゴールをドレスコーディネーターだと信じていましたが、フェリスへの転職後、上司に見出してもらったことでフォトグラファーへの道が開けました。今はドレスコーディネーターよりもフォトグラファーの方が自分に合っていると感じていますし、一歩踏み出せば、また新しい道に出会うこともできるかもしれませんよね。
可能性を広げるためにも、ぜひ頑張ってほしいです!
いかがでしたか?
エンレースでは事業拡大に伴い各職種、新規スタッフ(中途採用)を募集しております。
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■募集職種
・フォトグラファー(経験者歓迎◎)
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